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樅(もみ)の木と陽だまり工房の歩み





1枚1枚を丁寧に心をこめて霧島颪で完全天然乾燥される 『樅の木』



1.始まりは、佐藤社長のふるさとを思う気持ちから


宮崎県・生駒高原一帯は昔から樅の木の産地でした。
樅の木を使った製品が盛んに作られ、たくさんの製材加工所が忙しく稼動していました。

しかし、安い輸入材などが入ってきたこともあって、次第に製材所の数は減少していったのです。
これらの製材所に製材用の機械を販売・技術指導をしていた(有)マルサ工業佐藤社長は、こうした状況を見て、樅の木を住宅の内装材に使えないかと考えました。

最初は失敗してばかり。。。
樅の木というのは、加工するのが非常に難しい木だったのです。

しかし、佐藤社長にも刃物を扱う専門家としての意地があります。
「難しければ難しいほど、やり遂げたときには、自分は第一人者になっているはずだ。」

この信念で頑張りました。

そして、不合格品となったもみの木を、自宅に持ち帰っては、床にしきつめていました。

2.表れた樅(もみ)の木の効用


「そのうちに、不思議なことが起こりました。」

佐藤家の台所からゴキブリがいなくなったのです!
夏場にはしょっちゅう出没、家族を悩ませていたその姿が、全く見られなくなりました。
そのうちに、長い間放っておいたみかんが腐らないことにも気がつきました。

さらに、もっとすごいことが起こります。
重度のシックハウス症候群で体調を崩し、ほとんど寝たきりだった奥様が、健康を取り戻したのです。
驚いた佐藤社長は、樅の木の効果を専門家に調べてもらうと同時に、これまで以上に本腰を入れて、製品化に取り組み始めました。

こうして、樹齢250年の樅の木からわずか5%くらいしかとれない柾目・無節の部分だけをつかった、マルサ工業の樅の内装材が誕生しました。残りの部分は、古くからの地場産業である木箱や神社札などに有効に使われていることは、言うまでもありません。


3.樅(もみ)の木の命を生かしてくれるところと取引したい


やっとのことで開発した樅の木の内装材。

佐藤社長は、これを商売本位ではなく、いいものをつくりたいと誠実に取り組んでいる工務店に使ってもらおうと決めていました。
儲けが第一になると、樅の木のよさが生かされないと思うため、ハウスメーカーなどで大々的に売り出すことはしていません。
それだけの量を確保するすることが出来ない特別な樅の木なのです。

陽だまり工房はちょうどその頃、家づくりに、これから何が必要かを模索していました。
そんなとき、鰹ャ城六右衛門の一木さんから樅の木のことを聞き、「これしかない!!」ひらめきました。 

そして、佐藤社長のご子息の礎雄さんと広島でお会いし、私の思いを分かっていただき、私自身も鹿児島まで足を運び直接、佐藤社長の人柄や信念に触れ私のひらめきは『確信』へと変わりました。

4.健康は何ものにもかえがたい宝


陽だまり工房は建築Gメンの会・社員として、欠陥住宅の撲滅に力を注いできました。

天然素材にこだわった健康な家造りも『樅の木』との新しい出会いによって、よりパワーアップしました。



5.よりよいものを分かっていただける方だけに



有限会社マルサ工業が丹精込めて作った樅の木の製品は、日本全国で年間30坪の家の床材で約350棟分しかありません。
1年を通して、全国で毎日1棟ずつ建てることができません。 
大変希少価値のある素晴らしい素材です。
陽だまり工房では、樅の木のフローリングを月間200uを確保することが出来ました。
この数量は今後、少なくなることはあっても、増えることはありません。
そんな貴重な樅の木のフローリング 『フォレストキング』 は、本当に良さが分かる方にだけ使っていただきたいと思います。